2021.09.15
上智大学をはじめとした他の教育機関との単位互換制度や連携講座を設けており、単科大学の枠を越え幅広い教育プログラムを提供しています。
また交流演奏会により、海外の芸術大学などと音楽を通じた交流を積極的に行っています。
〔 概要 〕
東京音楽大学では、他大学で学び交流するという体験を通じ、視野を広げることを目的として、上智大学と単位互換型の学生交流制度を設けています。2年次以上の全専攻の学生を対象に、上智大学の500以上の講座から受講が可能。上智大学で取得した単位は本学の単位として認定されます。
また、上智大学の学生も本学で実技を含めた科目を学んでおり、双方にとってよい刺激となっているといえるでしょう。
〔 受講者インタビュー 〕
中河原美紗
クラリネット(2020年大学卒業)
私は、音楽をとおして国際社会に貢献したいという思いから、上智大学の単位互換制度を利用して「グローバル化と国際貢献」を受講しました。さまざまな国際問題を学ぶこの講座では、毎回講師も入れ替わるため、多角的な視点にたって提起された問題を考えることができました。講座を受けた上智大学の学生の多くは、発展途上国で実際に支援活動をした経験があるなど、授業への関心が高く、積極的に発言をしていました。
国際協力は、一方的支援ではなく助け合うことで平等に豊かな社会を目指す双方向的支援であることを学び、根本的な考え方を見直すきっかけとなりました。盛んに意見交換をしたことで交流を深めることができ、大変よい刺激を受けたと感じています。
〔 概要 〕
2020年4月より、単位互換制度を開始。両校が科目を提供することにより、相互に教育内容の充実を図り、交流を深め、学生に対して多様な価値観に基づく学修機会を提供することを目的としています。
〔 プレスリリース 〕
≫「東京音楽大学(TCM)、聖心女子大学と学生交流を開始」(2020.01.29)
〔 概要 〕
神戸女学院大学音楽学部と共通科目を設け、インターネット配信による同時中継授業を通じて、教育・地域・福祉の場で音楽を生かす方法を学びます。連携講座では、音楽が持っている楽しさや、人と人とを結びつける根源的な力に目を向け、多様なニーズに応える音楽プログラムを企画・実践していくことのできる人材の養成を目指しています。
「ミュージック・コミュニケーション講座」として履修することで単位認定されます。
≫「ミュージック・コミュニケーション講座」について詳細はこちら
〔 概要 〕
2019年度から、学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校 東京キャンパス「パフォーマンスコース」2年生を科目等履修生として受入れる連携授業を開始しました。
授業は、池袋キャンパスで行われる声楽専攻1年次の「ヴォイストレーニング」で、講義、グループレッスンによるトレーニングを織り交ぜながら、呼吸法・音程のコントロール・共鳴のコントロールなどクラシックの声楽技術の基礎を学びます。クラーク記念国際高等学校では「パフォーマンスコース」2年次の必修授業と位置づけ、通年履修で2単位の取得を認定します。
〔 プレスリリース 〕
≫「東京音楽大学、クラーク記念国際高等学校と連携授業を開始 ― 高大連携をスタートさせる ―」(2019.05.08)
〔 授業レポート 〕
≫東京音楽大学とクラーク記念国際高校との連携授業「ヴォイストレーニング」の初年度最終講義が行われました(2020.01.16)
〔 概要 〕
インドネシア国立芸術大学スラカルタ校(Institut Seni Indonesia Surakaruta)との教育研究連携に関する学術協定を締結しました。この協定は、両校間の学生・教員・研究者の交流、資料や文献に関する研究交流、共同研究、演奏会やセミナーの共同開催など、密接に協力、連携し、芸術文化の振興に寄与することを目的としています。
これまで長期間にわたり、本学付属民族音楽研究所の企画による夏期ガムラン研修、研究員の留学、教員の学術研究などが行われてきました。同大学との教育研究連携に関する協定書が締結されたことにより、今後一層の教育研究協力が期待されます。
〔 プレスリリース 〕
〔 レポート 〕
≫インドネシア国立芸術大学スラカルタ校との教育研究連携に関する学術協定覚書の調印式が行われました(2019.08.28)
放送大学学園との連携
2019年4月から、放送大学学園の2番組で、作曲「映画・放送音楽コース」(現:ミュージック・メディアコース)生が制作した楽曲がテーマ音楽として使用されています。楽曲の制作は授業内で行われました。
≫詳細はこちら
「音楽大学作曲科交流演奏会」
本学客員教授であった新実徳英先生が発案し、近隣の音楽大学の教員が協力しあって始まりました。作曲を学ぶ学生の作品が演奏されます。
≫2019年度の演奏会のレポートはこちら
「付属高等学校 & 村治昇ギター早期才能教育教室 交流コンサート」
村治昇ギター早期才能教育教室の生徒と、本学でクラシックギターを専攻している学生が出演する交流コンサートを毎年開催しています。
≫2019年度の演奏会のレポートはこちら
「国立台北藝術大学 東京音楽大学交流演奏会」(2019.11.11)
両大学で学ぶ学生による自作曲の演奏と、本学作曲「芸術音楽コース」で教鞭を執る原田敬子准教授の楽曲演奏、そしてクラシック曲の演奏が披露されました。
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「東京音楽大学&南京芸術学院 交流演奏会」(2019.05.31)
東京音楽大学と南京芸術学院(中国)の交流演奏会が開催され、両校の演奏者が演奏を披露しました。
≫レポートはこちら