器楽専攻ピアノ演奏家コース
ディプロマポリシー
演奏家として自立できるための高度なピアノ演奏能力を獲得し、実践的な舞台経験を積んでいること。
各時代様式をカバーするとともに、各人の個性と能力を発揮できる本格的なレパートリーを形成していること。
演奏家となるための広い視野を持った音楽観や人間性を養っていること。
カリキュラムポリシー
カリキュラムの目的
- 器楽専攻(ピアノ)のカリキュラムを基礎として、演奏家として自立できるように実践的な舞台経験を積み、最終的に高度なピアノ演奏能力を身に付けることを目標としています。
カリキュラムの構成
- 実技能力の向上と充実を図るために、2人の教員によるダブルレッスン制を設けています。
- 「ピアノ指導法」「初見法」「室内楽」「音楽形式」などの授業、国内外招聘音楽家による公開レッスンや公開講座を通して、演奏家となるためのより広い視野の音楽観や人間性を養います。講師はピアニストだけでなく、様々なジャンルの音楽家が担当します。
- 成績優秀者は海外招聘音楽家による個人レッスンを受ける機会があります。
- 定期実技試験は、学内ホールにおいて20~30分程度の公開演奏を行います。原則的に自由なプログラムにより、協奏曲(ピアノ伴奏)も含まれます。
- 定期実技試験の成績優秀者は、学外のホールにおける定期演奏会に出演することができます。
- 定期実技試験の成績が基準点に達しなかった場合は、器楽専攻(ピアノ)へ転籍となります。
アドミッションポリシー
プロフェッショナルな音楽家として社会で活動できるよう、ピアノに限定することなく音楽に関して幅広い体験を積み、国内外を問わず活動の場を拡げていく意欲のある人材を求めます。器楽専攻(ピアノ)よりも高度なピアノ演奏能力を目指すために、一定水準以上のピアノ演奏技術と演奏スタイルを習得していることが必要です。