器楽専攻ピアノ
ディプロマポリシー
ピアノ音楽の各時代様式に沿った楽曲の理解力、様式感、演奏技術を修得し、古典派、ロマン派、近現代のバランスのとれたレパートリーを形成していること。
将来の音楽活動の基盤として、ピアノ音楽以外にも視野を広げていること。
カリキュラムポリシー
カリキュラムの目的
- ピアノ音楽を通して、豊かな人間性を育み、高い音楽芸術の創造を目指します。
- ピアノ音楽の正統的な解釈と奏法を修得するとともに、アンサンブルを通して音楽的な視野を広げ、社会性も身に付けながら、将来の音楽活動における基盤を学んでいきます。
- 数々の作品を手がけることで、高い音楽性や表現力を養います。
- 以上を通して、様々な音楽分野で活躍できる人材の育成を目指します。
カリキュラムの構成
- 週1回の個人レッスンでは、一人ひとりの学生の資質や感性に合った指導を行い、基礎濃を高めるとともに、各人の資質を最大限に伸ばします。各人に適した奏法を身に付けるとともに、歴史的段階を追って楽曲への理解を深め、各時代様式に沿った楽曲の解釈力を養います。
- 定期実技試験では、原則として1年次は古典派、2年次はロマン派、3年次はロマン派または近現代、4年次は各自の自由な選曲によるプログラムを演奏します。
- ピアノ以外にも室内楽、アンサンブル、伴奏等によって、より豊かな音楽経験を積むことができます。
- 「ピアノ指導法」「初見法」などの授業、国内外招聘音楽家による公開レッスンや公開講座を通して、ピアノの演奏と教育法の両面にわたって多角的に学ぶ機会も準備されています。
- 定期実技試験の成績とオーディションにより、希望者にはピアノ演奏家コースへの転籍制度も設けられています。
アドミッションポリシー
ピアノ音楽の学習を通して豊かな人間性、社会性を育むために、ピアノに限定することなく音楽に関して幅広く関心を持ち、外国語を始めとする教養科目にも勉学意欲のある人材を求めます。ピアノ演奏の系統的な学習を円滑に行うために、基礎的なピアノ演奏技術と演奏スタイルを習得していることが必要です。